熱戦譜〜2020年1月の試合から


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試合日 試合 結果
2020.01.18  東洋太平洋ミドル級
 タイトルマッチ12回戦
 竹迫司登  判定  細川チャーリー忍
2020.01.18  WBOアジアパシフィック スーパーウェルター級
 タイトルマッチ12回戦
 井上岳志  TKO2R終了  チェン・スー

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                      2020年1月18日(土)    後楽園ホール
                     東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ12回戦
                    挑戦者(同級1位)           チャンピオン
                ○   竹迫司登    判 定    細川チャーリー忍   ●
                           (ワールドスポーツ) 159 3/4 lbs           (金子) 159 1/2 lbs
                  日本ミドル級チャンピオン   たけさこ・かずと

 開始早々,竹迫が左ジャブ,右ストレートからボディに左アッパーに叩き込む。細川は左ジャブを出すが,押され気味。
 3回,竹迫は打ち下ろしの右フック,ストレートからボディに左アッパー。細川は密着して竹迫のパンチを殺すというよりも,押し込まれている感じが強い。4回終盤,竹迫の左アッパーが低く入り,一時中断。
 中盤以降は細川がクリンチを交えて密着し,竹迫の消耗を狙う。竹迫は構わず左右アッパーでボディを攻める。6回終了間際,竹迫は右ストレートで細川をニュートラルコーナーに追う。
 7回序盤,竹迫の左アッパーが低く入り,再び中断。ボディブローが効いてきたのか,さすがに動きが鈍い細川。竹迫は左ボディから右ストレートを浴びせて攻勢。
 8回,揉み合いながらのパンチの応酬が続く。細川も右ストレートで竹迫を赤コーナーに押していくが,やはり竹迫の左右アッパーのボディブロー,右ストレートが上回る。
 10回終盤,揉み合いからの離れ際に細川の左フックがヒット。11回,密着した状態から少し隙間ができ,竹迫の左右ボディブロー,右ストレートが回転する。
 12回,大きくリードされた細川が左右フックを振り,捨て身の反撃に出る。両者ともに揉み合いながら死力を振り絞って手を出すが,決め手を欠いたまま終了ゴングを聞いた。

 強打者同士の注目の好カード。地力で勝る竹迫が大差の判定勝ちで日本タイトルとの同時2冠制覇を果たした。序盤から積極的に攻め,左アッパーのボディブロー,右ストレートで終始主導権を握った。右フック,左アッパーのボディブローで細川の動きを止めたことが勝利を引き寄せた。ただ,一方的にリードしながらフイニッシュできなかったのは,密着を許したこと。左ジャブで突き放したり,ステップバックで隙間を作る工夫が必要だった。
 細川は初防衛に失敗。前日本S・ライト級王者・細川バレンタインの実弟である。右ボクサーファイターで右ストレートを得意としている。間合いを取って右ストレート,左フックを浴びせて戦いたかったが,竹迫のプレスの強さに距離を潰された。しかし,密着して揉み合うのが精いっぱいで完敗。

採点結果 竹迫 細川
主審:福地勇治 *** ***
副審:ビニー・マーチン 119 109
副審:岡庭 健 120 108
副審:松原暢宏 119 109
参考:MAOMIE 118 110


     ○竹迫:13戦12勝(11KO)1分        28歳     身長:177cm
     ●細川:18戦12勝(11KO)5敗1分     35歳

     放送:G+
     解説:浜田剛史&セレス小林
     実況:上重 聡

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                       2020年1月18日(土)    後楽園ホール
                 WBOアジアパシフィック スーパーウェルター級タイトルマッチ12回戦
                     チャンピオン     TKO   挑戦者(同級4位)
                ○   井上岳志   2回終了   チェン・スー   ●
                           (ワールドスポーツ) 153 lbs               (中国) 153 3/4 lbs
                    WBC15位,WBO10位,IBF14位

 右の井上,左のチェン。初回,左ジャブから左フックを引っかけ,右ストレートを上下に放つ井上。チェンは慎重に見ているが,2分過ぎ,強烈な右フック,左ストレートを振って反撃に出る。しかし,チェンの右フックに合わせた右ショートストレートがヒットし,チェンは尻餅をついてダウンを取られた(カウント8)。
 2回,チェンが上体を振りながら左ストレート,右フックを振って前に出る。井上はガードを固めて右ストレート,ボディへの左フックを打つ。2分過ぎ,オーバーハンドの右フックに次ぐワンツーの右ストレートがアゴに決まり,チェンは再び腰から落ちてダウン(カウント9)。立ち上がったチェンは右フック,左ストレートで反撃したが,結局鼻の骨折の疑いにより,棄権を申し入れた。

 井上が見事なTKOで初防衛に成功した。弱い相手ではなかったが,落ち着いて冷静に対処していた。2度のダウンを奪ったのはいずれも力任せではなく,技ありのパンチ。特に2回にダウンを奪った外からの右フックに続くワンツーはガードを開かせておいて中央を割る見事なテクニック。アジア圏では敵なしの状態。難しいクラスではあるが,再び世界挑戦が期待される。
 チェンは長身のサウスポー。バランスのよいボクサーファイターで右フック,左ストレートにKOの威力がある。スピードもあり,2回で退いたものの,手強い相手である。

1回までの採点 井上 チェン
主審:染谷路朗 *** ***
副審:メキン・スモン(タイ) 10
副審:ダンレックス・タップダソン(比国) 10
副審:飯田徹也 10
参考:MAOMIE 10


     ○井上:18戦16勝(10KO)1敗1分     30歳     身長:173cm
     ●チェン:18戦14勝(8KO)3敗1分      30歳     身長:180cm     リーチ:183cm

     放送:G+
     解説:浜田剛史&セレス小林
     実況:佐藤義朗

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