熱戦譜〜2019年12月の試合から


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試合日 試合 結果
2019.12.02  WBOアジアパシフィック スーパーライト級
 王座決定戦12回戦
 井上浩樹  KO7R  ジェリッツ・チャベス

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                       2019年12月2日(月)    後楽園ホール
                  WBOアジアパシフィック スーパーライト級王座決定戦12回戦
                     同級1位     K     O      同級5位
                ○   井上浩樹   7回3分08秒   ジェリッツ・チャベス   ●
                              (大橋) 140 lbs                       (比国) 139 1/2 lbs
             いのうえ・こうき   日本S・ライト級チャンピオン            比国S・ライト級チャンピオン

 左の井上,右のチャベス。初回,井上の死角から大きな左フックをかぶせるチャベス。井上はやや慎重になるが,中盤からボディへの左ストレート,ワンツーを細かく打つ。
 チャベスはぐいぐいと前に出て左フックを振るが,思うように接近できない。井上は右に回りながら右ジャブ,フック,上下に左ストレートを打ってコントロールし続けた。3回,井上はチャベスの左フックに合わせて左ストレート,右フックを浴びせた。
 5回,右に回り込みながら右ジャブ,フック,ボディへの左ストレートを打ち込む井上。チャベスは外からの左フックに加えて,踏み込んで右フックを振るが,届かない。終盤,井上は左ストレート,右フックをまとめる。
 7回,相変わらず上下への鋭いパンチで試合をコントロールする井上。2分過ぎ,流れを変えるべく,チャベスがプレスを強める。しかし,終了間際,チャベスが不用意に左フックを振ろうとした瞬間,井上のワンツーの左ストレートがアゴに炸裂。このカウンターをまともにもらったチャベスは,キャンバスに後頭部を打ちつけて仰向けに沈む。朦朧と立ち上がったが,足元が定まらない。到底戦える状態ではなく,福地主審はそのままカウントアウトした。

 井上がワンパンチでWBOアジアパシフィックのタイトルを手にした。強打を誇るチャベスに対し,常に右に回りながら右ジャブ,左ストレートでコントロールした。パンチの切れ,スピード,目と勘のよさが光る。カウンターのタイミングも抜群。15戦目にして,このクラスでは国内ナンバーワンの座を揺るがぬものにした印象がある。ただし,待ちに入る時間帯が長いことが気になる点。層が厚い中量級で世界に打って出るチャンスを掴むためには,自分からまとめて仕掛ける場面を作ることも必要。
 チャベスは右ファイタータイプで左右フックに破壊力がある。足はほとんど使わず,じりじりと距離を詰め,サウスポーの死角からかぶせる左フックで迫った。何とか接近しようとしていたが,井上の巧みなディフェンスと鋭いカウンターに阻まれた。

6回までの採点 井上 チャベス
主審:福地勇治 *** ***
副審:メキン・スモン(タイ) 59 55
副審:アキル・タマノ(比国) 58 56
副審:中村勝彦 58 56
参考:MAOMIE 60 54


     ○井上:15戦15勝(12KO)           27歳     身長:177cm
     ●チャベス:15戦9勝(7KO)4敗2分     28歳     身長:170cm

     放送:フジテレビ
     解説:具志堅用高&川島郭志
     実況:森昭一郎

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