熱戦譜〜2017年6月の試合から


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試合日 試合 結果
2017.06.08  東洋太平洋フェザー級
 タイトルマッチ12回戦
 ノ・サミュング  KO10R  竹中 良
2017.06.25 10回戦  井上浩樹  KO1R  ニル・ウィソラム

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                      2017年6月8日(木)    後楽園ホール
                      東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦
                  挑戦者(同級13位)   K       O     チャンピオン
                ○   ノ・サミュング    10回1分26秒    竹中 良   ●
                              (韓国) 126 lbs                       (三迫) 125 3/4 lbs
                   韓国フェザー級チャンピオン                  WBC7位,IBF6位

 初回,竹中は広いスタンスから左ジャブ,ワンツー。ノは柔軟な上体から伸びのいいワンツー,右アッパー,さらにボディに左右アッパーを見舞う。
 2回,見応えのある応酬が続く。ノは右ストレートをボディに。竹中は右フックのカウンターでノをぐらつかせ,ワンツー,左ボディブローで優位に立つ。右ストレートでノがバランスを崩す場面も見られた。
 竹中が自分のリズムを掴んだかに見えた4回,ノは接近戦で左右アッパーのボディブロー,右ストレートで主導権を握る。竹中はバッティングで左目上から出血。
 5・6回は接近戦を挑むノに対して竹中が右ストレート,左フック,左ボディブローで迎撃した。
 しかし,7回に入ると竹中が執拗なノの接近戦を持て余すようになった。終盤には竹中がクリンチに出る場面が見られた。
 8回,頭を低くして打ち合いに持ち込もうとするノがヘディングで減点された。竹下は唇をカットしてドクターチェックを受ける(ノの有効打による傷)。
 10回,勝負所と見たノが積極的に攻撃を仕掛けた。竹中は負けじと応戦するが,ワンツーをアゴにもらって足が縺れる。チャンスと見たノは一気に攻勢。左右フック,アッパーを浴びた竹中はロープ際で膝から崩れてダウン(カウント9)。辛うじて立ち上がったが,ノの攻勢からの右ストレートで力なく後退。そのまま腰からニュートラルコーナーに崩れ落ち,2度目のダウン。カウントの途中でタオルが投入された。

 竹中,痛恨の逆転TKO負けで4度目の防衛に失敗。本来のスピード,切れが見られず,ノの連打で徐々にダメージを負ったことが響いた。9回までポイントこそリードしていたが,流れは良くなかった。接近戦を挑むノを突き放す必要があったが,簡単に入らせてしまったことが敗因。コンディションを整えた上での再戦に期待する。
 ノは現役の韓国王者。長身で長いリーチの右ファイタータイプ。頭を低くして接近し,左右フック,アッパーを連打する。スピードはないが,右ストレートはよく伸びる。竹中のダメージを読んで10回に攻勢を仕掛ける作戦が見事に当たった。

9回までの採点 竹中
主審:中村勝彦 *** ***
副審:安部和夫 84 87
副審:福地勇治 83 87
副審:浅尾和信 82 88
参考:MAOMIE 84 86


     ○ノ:14戦11勝(4KO)3敗          25歳     身長:175cm
     ●竹中:21戦16勝(9KO)4敗1分     32歳     身長:172cm

     放送:フジテレビ
     解説:具志堅用高&川島郭志
     実況:鈴木芳彦

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                   2017年6月25日(日)    町田市立総合体育館
                               10回戦
                   日本S・ライト級7位   K      O  タイ国S・ライト級(ノーランク)
                ○   井上浩樹   1回1分01秒   ニル・ウィソラム   ●
                            (大橋) 142 1/4 lbs                     (タイ) 141 1/2 lbs
                          いのうえ・こうき

 左の井上,右のウィソラム。井上はボディに左ストレートを打ち,右ジャブでじりじりと前に出る。アップライトスタイルのウィソラムは右ストレートを伸ばすが,届かない。ロープを背負うウィソラム。左ストレートのボディブローでがら空きになったアゴに井上の右フック一閃。見事なカウンターでウィソラムはロープ際で仰向けにダウン。立ち上がれず,そのままカウントアウトされた。

 井上がワンパンチKOで8連勝を飾った。格下相手ではあるが,強打で沈めて存在感をアピールした。試合を決めたのはボディブローでガードを下げさせておいてアゴに見舞った右フックのカウンター。主武器の左ストレートに加えて,右ジャブ,フックが強いことが強味になっている。今は慎重にキャリアを積んでいる段階だろうが,徐々に相手のレベルを上げることが必要。
 ウィソラムは右ボクサーファイター。アップライトスタイルから右ストレートを放つが,スピードがない。アゴのガードが空いたところに一発を打ち込まれて沈んだ。

     主審:葛城明彦,副審:杉山利夫&ウクリッド・サラサス&安部和夫
     ○井上:8戦8勝(7KO)                25歳     身長:177cm
     ●ウィソラム:20戦13勝(3KO)6敗1分      32歳
     放送:youtube     解説:なし     実況:なし

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