熱戦譜〜2014年1月の試合から


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試合日 試合 結果
2014.01.11  東洋太平洋ライト級
 タイトルマッチ12回戦
 中谷正義  判定  加藤善孝

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                    2014年1月11日(土)    後楽園ホール
                      東洋太平洋ライト級タイトルマッチ12回戦
                   挑戦者(同級6位)           チャンピオン
                ○   中谷正義    判 定    加藤善孝   ●
                             (井岡) 134 1/2 lbs               (角海老宝石) 135 lbs
                                       WBC・WBO10位,日本ライト級チャンピオン

 長身の中谷が左ジャブを多用し,ワンツー,さらに出バナに右アッパーを浴びせ,初回からリードした。攻め倦む加藤は手数が少なく,思うように接近できない展開が続いた。
 4回,中谷は左アッパーのボディブローから右アッパーを見舞う。自分の距離で戦えない加藤。左フックを返したが,主導権は中谷が握ったまま中盤に進んだ。
 5回,中谷は足と左ジャブで距離を置き,ボディへの左右アッパー,さらにワンツーを浴びせて優位に立つ。加藤が打ち気に出ると左ジャブを突いて回り込んでかわす。
 加藤にとって最大の見せ場は7回終盤。タイミングの良い右ストレートが決まり,中谷の膝がガクンと折れる場面が見られた。チャンスと見た加藤は攻勢に出るが,終了ゴングに阻まれた。
 8回以降は再び中谷のリードが続いた。10回終了間際,ロープに下がった加藤に右ストレートをヒットする中谷。11回,加藤は前に出るが,パンチは届かない。中谷は左ジャブ,右ストレートを浴びせ,要所を締めた。12回,中谷がリードをキープし,終盤には左右アッパーのボディブローで攻勢に出る。加藤はついに最後までピッチが上がらないまま終了ゴングを聞いた。

 初挑戦の中谷が見事なアウトボクシングで加藤を破り,OPBF王座を奪取した。興国高(大阪)→近大という関西アマチュアボクシング界のメインストレートを歩んだ右ボクサータイプ。高校時代にインターハイでベスト8という実績を持ち,近大では60戦を経験している。180cmの長身と長いリーチを生かしたアウトボクシングを身上とする。軽快なフットワークから左ジャブを多用し,ワンツー,上下への左右アッパーなどの豊富なバリエーションを持つテクニシャンである。足と左ジャブで加藤を寄せつけず,終始リードした。終盤には盛んにバッティングをアピールして集中力を欠く場面が見られたが,これは大いなる反省点である。
 加藤は2度目の防衛に失敗。中谷の巧みな試合運びに捌かれたことが敗因。2−0の判定だが,内容的には完敗である。接近戦に持ち込みたかったところだが,中谷の足と左ジャブに阻まれ,攻め倦む場面が目立った。フェイント,横からの揺さぶりで中谷を崩す工夫が欲しかった。

採点結果 中谷 加藤
主審:福地勇治 *** ***
副審:杉山利夫 116 112
副審:土屋末広 116 112
副審:安部和夫 114 114
参考:MAOMIE 119 111


     ○中谷:7戦7勝(5KO)
     ●加藤:32戦26勝(7KO)5敗1分

     放送:なし(YOUTUBEより)
     解説:なし
     実況:なし

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